足立区竹ノ塚の
鍼灸治療院
O脚調整
O脚調整
O脚とは立った状態(膝を伸ばした状態)で両膝の間に隙間が出来る事をいいます。
膝関節自体の変形もありますが、骨盤の後傾から股関節が外旋してがに股の様な状態になっています。
高齢の方で歩いている姿勢が段々と横揺れになっている方は、腰椎の回旋、骨盤の動きが全くなくなっていてます。
このような方は上半身は板のように固まり、足裏のクッションが全く効かなくなるので本来の二足歩行におけるスムーズな動きがなくなり膝への負担が強くなり痛みが出ます。
一見外に開いている様に思われがちですが、実は股関節が捻れている結果開いている様に見えている部分が大きいのです。
膝を伸ばした状態から両膝を曲げていくとだんだんと両膝の間の隙間が狭くなっていきますので確認してみて下さい。
これは、骨盤の状態と股関節の関係性から膝が開いているということになります。
この時の骨盤の状態と股関節の関係性を膝を伸ばした状態でつくれれば膝の隙間は閉じていきます。
またO脚の方は連動してヒップダウンや猫背になり顎が上がってくるので見た目はもちろんですが肩こりや頸への負担も多くなります。
身体が丸まってきますので内臓の圧迫や呼吸、循環器系への影響も出てきます。
上記の事から美容だけでなく健康面からもO脚の改善は必要であると考えています。
◎宮島治療室のO脚調整
変形してしまった膝の骨の形自体は残念ながら宮島治療室でも治りません。
しかし、骨盤調整を行う事で骨盤と股関節の関係が変わり、股関節の捻れが修正される事で膝が閉じてきます。
様々な原因からO脚になりますが、宮島治療室では主に以下のチェックポイントから調整していきます。
1、足のアーチ
膝の痛みが強い方は足底板などを使っている人も多いと思います。
これは、足裏のアーチが機能していないので代わりにクッションの役割をしているのです。
足裏のアーチの一番の理由は衝撃の吸収です。
アーチ型になっているのはバネの作用をするためになります。
足裏がバネとして機能するために一番必要な事は柔軟性です。
一見ぺたんこで扁平足にみえる方でも、足裏は骨の形自体がアーチ型になっていますので柔軟性があればクッション作用はあります。
足裏で衝撃が吸収出来なくなるとその上の 膝 股関節 骨盤 脊柱 など上の関節の衝撃が強くなりますので、各関節が自らの関節を守るためどんどん固まって行きます。
2、骨盤の動き
骨盤には仙骨、腸骨(2)、恥骨と4つの骨でお椀型になっています。
骨盤の関節は元々あまり動きのない関節ですが、お椀型として微妙な動きがあるからこそ上半身の土台として「安定と動き」という相反する作用をおこす為に大切であると考えます。
微妙な動きだからこそ微差が大きな異常へとつながります。
3、腰椎の回旋
歩いている人を観察すると分かりますが腰が回旋しながら脚を交互に出しています。
スムーズに歩いている人は腰の回旋に自然に脚が振られています。
試しに腰を回さずに歩いてもらえればよく分かりますがとても不自然な動きになります。
4、猫背
詳しくはO脚のページに書いてありますが猫背とO脚はセットで起こります。
O脚から猫背になる方もいますが、猫背からO脚になる方も多いです。
5、身体の中心づくり
また、古武術の術理を使い身体の中心を作る調整を行う事でO脚から猫背まで姿勢の悩みをまとめて変化させてしまいます。
身体の中心が出来る事で余計な力を使わずに良い姿勢になれます。
プロスポーツ選手が何年もかけて体得する身体の中心が出来た、という体感を古武術の調整方法で体得する事が出来ます。
無理な努力は一切必要としません。
諦めかけているあなたの悩みをどうにかしましょう!