足立区竹ノ塚の
鍼灸整体院
婦人科疾患
婦人科疾患について
当院は婦人科の専門院ではありませんが、一般的なアプローチとは違った形で、特に生理痛やPMSなど生理の周期に伴う身体の不調に対しての効果を上げています。
生理と関係のないと思われる症状でも、生理の状態が整う事で様々な身体の変化があります。
女性の場合は生理の状態を整える事で自然に全身が整ってきますので、メンテナンスである程度継続されている方にはその時の症状に合わせた治療だけでなく生理の状態を整える施術を行っています。
宮島治療室での婦人科疾患のチェックポイントは
1、鼠径部(ソケイブ・足の付け根)
鼠径部は上半身と下半身の繋ぎ目としてとても重要な場所です。
婦人科疾患のある方は鼠径部に圧痛が出ている事が多いです。
鼠蹊部には太い靭帯があり、下には大きな血管やリンパ管、神経などが通っていて、血流が阻害されやすいポイントです。
長時間座っていることの多い現代人はここが圧迫されて滞っている人が多いです。
そのことにより子宮や卵巣がある骨盤腔の血の廻りが阻害されてしまいます。
2、大腿内側(太ももの内側)
身体の中でも太ももの筋肉は一番大きな筋肉群です。
血液循環量も多く特に内側の筋肉の硬結部は鼠径部の血流に直結しています。
3、梨状筋(お尻のホッペ)
婦人科の筋肉といってもよいほど生理周期に伴う症状と関係があります。
仙骨から股関節を繋ぎ下肢を外旋(ガニ股)させる為の筋肉群です。
ここも鼠径部の血流に大きな影響を与えています。
4、下腹部 (卵巣、子宮)
硬結、圧痛をチェックして治療後の変化の目印としています。
お腹に直接鍼はしません。主に膝から下のツボを使い下腹部の状態を改善させていきます。
5、瘀血反応(身体の古い血)
東洋医学では身体の古い血(酸性、粘性など)を総称して瘀血と表現します。
左下腹部は特に瘀血のチェックポイントです。
毛細血管の多いところは古血が溜まり易く、局所の古い血は全身に悪影響を及ぼします。
原因不明の慢性的な疾患にも瘀血はかなり影響を及ぼしています。
6、肩こりや頚椎
ホルモン分泌の指令は視床下部や下垂体などの脳内にある部位を上位として全身のホルモン分泌器官の分泌量のバランスを調整しています。
肩こりや頚椎の異常により中枢や喉にある甲状腺から全身への指令が上手くいかなくなり、内臓全般の働きが悪くなることが多いです。
たかが肩こりではなく、肩こりは万病の元とも言えます。
生理には血液のデトックスの様な役割りも有ります。
上手く生理を通過させてあげる事で、生理のたびに身体がリセットされていきます。
生理痛やPMSなど生理の周期で体調が悪化する方、原因不明の慢性疾患をお持ちで生理の状態が良くない方などは、一度ご相談下さい。