足立区竹ノ塚の
鍼灸整体院
ムチ打ち
むち打ち
一般的にむち打ちは事故の衝撃で頭が大きく揺らされる事で首に負担がかかり起こるとされています。
頚椎のズレや頚部の筋肉に硬結がある事で神経が圧迫され症状が出るとされていますので、首周りの施術を行う事が多いと思います。
しかし、首周りを施術しても症状の改善が見られず、慢性化してしまい何年も苦しんでいる方がいらっしゃいます。
事故の直後に痛みがなく時間が経ってから痛みが出る人もいます。
むち打ちなどの交通事故後の後遺症において特に慢性化しているものは、痛みや違和感 痺れなどがある「局所」ではない場所の緊張を緩めてあげる必要があります。
衝撃に伴う全身の緊張、特に指先から肘、足元から膝など末端部の緊張が事故時から抜けていない場合があります。
急な衝撃に対して身体は無意識で一瞬全身を固めて防御します。
大きな音がした時などびっくりした時に全身がビクッとした経験は皆さんあると思います。
とっさの時は手や足を出して防御します。
事故時も同じ様に手足を突っ張り全身を固めて防御していることがあります。
特に車や自転車など運転している時に事故に合った方はハンドルを強く握って手や肘を固めた状態がそのまま残っている場合が多く見受けられます。
手を強く握ると首の動きは悪くなります。
首の動きと腕は直接的に繋がりがあります。
むち打ちの患者さんで指から前腕(肘より先)の緊張や捻れを取ってあげると首の動きがいきなり改善されてしまうこともあります。
患者さん自身が気付いていない事故時の緊張が残っています。
この身体の緊張は頭(脳)で考えて身体を固めた訳ではなく脳を介さない「反射」により固まっていますので同じ様に反射を利用して解放させてあげなければならない場合があります。
宮島治療室ではこの反射を上手く利用し事故後の後遺症に対応する場合もあります。
運転手はブレーキを踏んで足から膝を突っ張って衝撃を受ける場合があります。
足の突っ張りは腰への影響が出やすいですが、腰椎の異常が頚椎の異常へと繋がることもあります。